近年、日本では地震などの自然災害が頻繁に発生しており、いよいよ南海トラフ大地震がニュースなどでも大きく話題に上がるようになってきました。そこで今回は、地震の備えについて今すぐにやるべきことを紹介します。
目次
・まずは家具を固定しよう
・おすすめの固定器具
・寝室を安全地帯にしよう
まずは家具を固定しよう
地震の備えというと、真っ先に『非常食』や『水』を思い浮かべる人が多いと思います。しかし、それよりも前に備えるべきものがあるんです。それは『家具の固定』です。では、なぜ必要なんでしょうか。
・地震の最中は動けないが、家具は襲ってくる
・避難経路をふさぐことがある
・怪我をしたら避難できない、病院にすぐ行けない
だからこそ発災中の安全確保がまず第一なんです。
おすすめの固定器具
結論:自分の家と家具にあったもの。
突っ張り棒、金具を壁にビス止めするタイプ、両面テープで貼り付けるタイプ、チェーンタイプ、バンドタイプなどたくさんあり、どれがいいか迷うところです。
そこで、実際に私も使っているオススメは両面テープで貼り付けるゴムバンドのタイプのもの。以下の商品を使っています。
【転倒防止ベルト】
メーカー:サンワサプライ
品番:200-QL009K
生産国:日本製
購入店:楽天市場

メリット
・壁に穴が開かない
・取り付け、取り外しが簡単
・接着力が非常に強く、震度6強まで対応しているものもある
・安価だがしっかりした作りのものが多い
デメリット
・壁の状態によっては貼り付けができない
・取り外す際に壁紙を傷つける恐れがある
どこかの地震が発生した後だと品切れが続出します。また、値上がりもします。「令和6年能登半島地震」の直後にも品薄になり、高額で転売されているものもありました。なので、平時に備えるのがタイミング、コストともにベストです。テレビ用などもあるので、自宅に合ったものを探してみてはいかがでしょうか。実家用など離れたご家族の分も、この際に備えるのもいいかもしれません。震災直後は連絡も取れず、心配でたまらなくなるものです。少しでも不安要素を減らして精神衛生を良好な状態で保つことが、災害時には非常に重要なんです。
寝室を安全地帯にしよう
冷蔵庫や食器棚に目を向けがちですが、寝室に注目してください。できれば倒れるものを置かないのがよいのですが、もし寝室にも大型家具がある場合は固定しましょう。
・寝ている時は無防備になり、判断や行動に時間がかかる
まとめ
最初の地震の備えは家具固定から始めましょう。それだけで負傷するリスクを減らすことができるので、その後の避難行動を落ち着いて安全に行うことができるようになります。地震が多い日本だからこそ、災害に強い家づくりをして常に備えることで安心した生活を作りましょう。
