防災

防災だけじゃない!防犯におすすめのフラッシュライト

最近では、日本各地で地震が発生していて、南海トラフ地震の30年以内の発生率も80%以上に引き上げられました。このことから、防災の備えが重要であるという意識を持つ人も増えてきています。

また、地震以外にも最近では闇バイトによる侵入強盗などの犯罪の増加や、通り魔による傷害事件などのニュースも頻繁に目にするようになりました。

昔は「日本は世界一安全で治安の良い国」として知られていましたが、今や日本安全神話はなくなりました。私たちは自分たちの身は自分たちで守らなければならない環境へと変わってしまったのです。そして、そのことを受け入れなければなりません、「誰かが守ってくれる」ということはないのです。

まずは「防災」も「防犯」も知識と道具の備えを

そのためにすべきことは共通して、

①安全な環境づくりです。

・防災では家具の固定。発災時に即死しない安全地帯を。

・防犯ではセキュリティの強化。まず侵入させないこと。

②危険が迫ってきたら立ち向かわずに逃げること。

・津波、火災、家屋倒壊の前に避難場所に逃げること。

・不審者を見かけたり対面したらまず逃げること。

何度も言いますが、最優先は、安全に生き延びることです。

事が起こってから「どうしよう…」考えていたら、逃げ遅れて命取りになりますので、日頃から心構えするも大事です。

そこで今回は、防災と防犯の両方に絶大な効果を発揮するフラッシュライトを、防犯の視点からご紹介します。

防犯におすすめ、タクティカルフラッシュライト

なぜ、フラッシュライトが有効なのでしょうか?

防犯と聞いて、スタンガンや催涙スプレーなどを思い浮かべる方も多いでしょう。これらも確かに有効です。しかし、実際に刃物を持った不審者が襲いかかってきたら応戦できるでしょうか?日頃から訓練している人なら撃退の可能性はありますが、おそらく一般人では不可能でしょう。なので「危険を察知したら急いで逃げる」が最善の護身術なのです。

戦って撃退するのは、逃げられなくなって自分や周りの人を守るための最後の手段です。まずは逃げること!を覚えておいてください。

そして、護身用フラッシュライトは、相手の顔を照らして目を眩ませ、逃げるための隙を作ることができるのです。しかも、スタンガンや催涙スプレーよりも相手との距離を取ることができ、携帯性にも優れています。催涙スプレーは風向きによっては自爆することもあり使用にはリスクもあるのです。なので、フラッシュライトが万人におすすめなのです。

フラッシュライトとは?ライトの種類

フラッシュライトには多様な形状と用途があり、主に以下のタイプがあります:

  • 手持ちライト: 最も一般的な形状で、汎用性が高い
  • ヘッドライト: 両手が空くため、作業や登山に便利
  • ランタン: 広範囲を照らす照明
  • キーライト: 小型で携帯しやすい
  • ペンライト: コンパクトで筆箱や胸ポケットに収納可能

フラッシュライトは、アウトドア、夜間作業、防災、さらには護身用としても使用できます。

おすすめタクティカルフラッシュライト

護身用に最適なタクティカルライトを選ぶ際のポイント

  • 携帯性、防塵防水性、耐衝撃性が高いもの
  • 光量(ルーメン)が高いもの(1000ルーメン以上)
  • カンデラ(投光・集光性)が高いもの(より遠くに光を飛ばすため)
  • ストロボ機能を搭載しているもの(逃げる際に効果を発揮)
  • バッテリーの容量が大きいもの
  • サイズは片手で容易に握り、操作できるもの
  • 充電池と乾電池両方に対応しているもの。充電はUSB-C、電池はCR123A

これらのバランスが良いおすすめのタクティカルライトをご紹介します。

筆者は【DEFENDER P16】ACE BEAM社製を使用しています。

【DEFENDER P16】ACE BEAM社

【TA21】 Nextorch社

護身用・防犯目的での携行は注意が必要

警察官による職務質問で、ライトの仕様や応答の仕方によっては軽犯罪法に抵触する可能性もあります。

注意したい点は2つ

  • DNAカッターやガラスブレイカーの形状
  • 護身用目的ではなく防災用として所持していること

タクティカルライトのレンズのフチにはDANカッター(相手を引っ掻き、DNAを採取ることで証拠を残すための部品)やガラスを割って脱出、侵入をするためのガラスブレイカーが付いているものが多いです。形状が極端に鋭利なものでは、軽犯罪法に抵触する恐れがあるので注意が必要です。

また、護身用として所持している場合も、自衛の為とは言え「フラッシュライトを使って相手に何かしらのダメージを与える前提の所持」を疑われてしまいます。

所持する際はあくまで防災のため。そう、防災のためなのです。。。

まとめ

これからのも、みなさんとみなさんの周りの人がこれからの平和に安全に暮らしていく一助になれれば幸いです。

*過剰に目に直接光を照射する行為は、視力に悪影響を及ぼす恐れがあるので、無闇に人に使用しないようにご注意の上、ご自身の責任でご使用ください。