防災

南海トラフ地震に備える!防災バッグに入れるもの3選!

災害や地震に備える時、真っ先に思いつくのが防災バッグではないでしょうか。防災バッグは災害で命を守るのにとても大切な装備です。しかし、その用途や中身をしっかりと理解していないと効果的に活用することができないんです。

そこで、今回は防災バッグ(非常持ち出し袋)についてアイデアをご紹介します!

防災バッグには1次避難と2次避難という考え方がある

まず初めに、防災バッグと防災備蓄の違いをご存知でしょうか。

  • 防災バッグ=持って自宅から安全なところへ逃げるバッグ
  • 防災備蓄=在宅避難の際に、家で生き延びるための備蓄

 ここからが本題です。防災バッグには1次避難用2次避難用があるんです。

1つのカバンに家族全員分の 食料、水、ライト、ラジオ、非常トイレ、毛布 などを欲しいもの全部を入れたらどうなるでしょうか?

「重くて持てない・・・走って逃げるなんてもっと無理・・・そんなところに津波が来たら・・・」

1次避難用というのは、まさに地震が発生した直後、家屋の倒壊や津波の危険からいち早く安全な場所(避難場所)に逃げる際に持っていくもの。つまり軽くてかさばらないものである必要があるんです。「急いで逃げるために必要なものが入っていて、すぐに取り出せるところにある」これが重要なんです。

できるだけたくさん持って行きたい気持ちもわかりますけどね。それで逃げ遅れたら本末転倒ですよね。場合によっては、崩壊した街を長い距離を走って、くぐって、よじ登って逃げなければいけないこともあるかもしれないですからね。

そして大事なことは、寝室に1セットは置いておくことです。暗闇でもすぐに手に取ることができる所に置いておきましょう!

一次避難用バッグに入れておくべきもの3選!

では、具体的に何を入れておけばいいのか。

*スマートフォンは最優先で持っているものとします。

1. ヘッドライト

夜に地震が起きたら停電も発生することが考えられます。

真っ暗闇では、例え住み慣れた自宅でも外に出ることすら困難です。今すぐ目を閉じて寝室から玄関まで行くことができるか想像してみると、その難しさがわかると思います。視界の確保が必須なんです。手持ちのライトよりは両手が自由になるヘッドライトがいいです

ヘッドライトを選ぶ際に注意したい点は、

  • 防水性が高いもの
  • 単三電池1本で使えるもの
  • 軽量コンパクトかつ光量が十分であること

以上のポイントを満たすものがいいでしょう。

私がおすすめするライトはナイトコア社製 HA11です。

非常に優秀なスペックかつデザインもカッコよく、手の中に収まるほどコンパクトなので、趣味の登山にも携行しています。

2. ホイッスル

地震や自然災害の際は、そこら一体が混乱していて騒音だらけになることが予想されます。そんな中では、もし助けが必要になっても自分の声が届かないんです。しかも、大声で叫び続けると体力も激しく消耗します。

そんな時に役に立つのがホイッスルです。少ない息でかなり大きな音を出すことができるので、子供から高齢者の方々にも是非備えておいて欲しいものです。

ちなみに私が常に携帯しているものはこちらです。

ウインドストーム」という名前で、Amazon で購入しました。

アメリカ製で、素材はプラスチックですが、見た目とは異なり頑丈です。大音量ホイッスルは種類が豊富なので色々探してみると面白いですよ。

ホイッスルは防犯にもとても効果的なので夜遅くに帰宅する人は特に、普段の通勤・通学バッグにも入れておくとことをおすすめします!

3. モバイルバッテリー

現代最強の防災用品のうちの1つと言っても過言ではないのがスマートフォンです。連絡手段、情報収集、ライト、アラームなどが片手に収まる最強ツールですからね。

しかし、そのスマートフォンも電池がなくては、ただの鉄の板です。スマートフォンをいつでも使うことができるように備えておきましょう。

また、誰かのスマートフォンを充電して助けてあげることもできますからね。

私が通勤カバンに入れて、毎日持ち歩いているおすすめのモバイルバッテリーを紹介しますね。

RORRY」 と言うモバイルバッテリーです。

これのすごいところは、容量5000ミリアンペアながら超コンパクト!

  • 薄型でコンパクトなのに5000mAh
  • ライトニングとUSB-Cの両方が付いている
  • Apple Watchなどをワイヤレス充電ポート付き
  • カラビナ付きで携行に便利

これだけ使い勝手がいいので、普段の持ち歩きや旅行用にもとても便利だと思います。

まとめ

防災バッグには1次避難2次避難と言う考え方がある。

1次避難バッグをまず作りましょう。

コンセプトは “軽くて小さい!”

中身は

  • ヘッドライト
  • ホイッスル
  • モバイルバッテリー

あとは“軽くて小さい!”を損なわない範囲で 「お金、常備薬、メガネ、手袋」など自分の必要に応じてカスタマイズすると安心できる防災バッグができますよ。

と言うことで、今回は1次避難用の防災バッグについてのご紹介でした!